実践編
ふるさと納税での必要な手続き
実際にふるさと納税を利用するにあたり、具体的な手順は下記4点となります。
①ふるさと納税サイトに会員登録をする
②寄付したい自治体と返礼品を決める
③寄付を申し込み、支払う
④税金控除の手続きを行う
ひとつずつ確認していきましょう。
①ふるさと納税サイトに会員登録をする
「ふるなび」や「さとふる」がメインサイトとなり、会員登録が必要です。私の場合、「ふるなび」を利用しています。
ふるさと納税は、インターネットショッピングのヤフーショッピングや楽天市場での利用がおすすめです。理由は、税金控除が受けられるだけでなく、購入金額に対してもポイントが付与されるからです。
ヤフーショッピングではPayPayポイントが、楽天市場では楽天ポイントがもらえます。どちらもポイントアップキャンペーンなどが実施されているので、たくさんポイントがもらえます。
納税しているのにポイントがもらえるなんて、めっちゃ嬉しい
PayPayや楽天ポイントなど、使いやすいポイントなのも良いです
寄付金額は通常の買い物と比較しても高額になりますので、絶対にポイントをゲットしましょう。
②寄付したい自治体と返礼品を決める
ヤフーショッピングや楽天市場で返礼品を検索しましょう。食材やお酒、包丁など、実にさまざまな返礼品があります。商品検索の際、品物の名前と金額を入れると探しやすいと思います。
私の場合、特に買いに行くのが面倒なお米やトイレットペーパーを返礼品として選んでいます。
その際は、「無洗米 ふるなび 30,000円」と検索すれば、何件かヒットしますのでそこから選んでいます。
住民票を登録している地域にも寄付は可能ですが、返礼品が受け取れません。返礼品を受けとれるお得な制度なので、住民票登録地以外を寄付先に決めましょう。
どうせやるなら、違う地域に納税して「返礼品」を受け取ろう!!
③寄付を申し込み、支払う
商品を選んだら、実際に支払います。その際、ワンストップ特例制度を申し込むか、否かを問われます。
ワンストップ特例制度?わからない言葉だ…
ひとまず、「そういう制度があるんだな~」程度で気に留めておきましょう。
ふるさと納税制度を利用する場合、ワンストップ特例制度を申し込むか、確定申告をするか、いずれかの手続きが必要となります。詳しくは④で説明します。
支払い後、登録したメールアドレスに決済完了や寄付のお礼などのメールがきますので、大切に保管してください。
④税金控除の手続きを行う
税金控除を受けるにあたり、ワンストップ特例制度を申し込むか、確定申告をするかの2通りがあります。今回は私が利用しているワンストップ特例制度についてお話します。
ふるさと納税を利用した場合、本来は確定申告が必要なのですが、ワンストップ特例制度では、その確定申告が不要になる制度であり、特に対象者の多い会社員にとって、手続きが簡略化できるメリットがあります。
手続きが簡単なほうがいいなぁ
それならワンストップ制度一択です!
ワンストップ特例制度は、下記2つの条件を満たす必要があります。
・ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者(会社員など)である
戸建て購入した1年目は確定申告が必要なので、ワンストップ特例制度が利用できません。2年目以降からは、ワンストップ特例制度を利用できます。
・1年間(1月~12月)でふるさと納税の寄付先が5自治体以内である
ワンストップ特例制度を申し込んだら、寄付先から申請書類が返信用封筒同封で届く場合がほとんどです。
申請書類に必要事項書き込みの上、身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証、マイナンバー通知カードのコピー等)を同封して送付します。
寄付先から書類が届かない、期限が間に合わない場合がありますので、その場合は、ふるさと納税メインサイトからワンストップ特例申請書をダウンロードして、送付する必要があります。
ふるなびのマイページで寄付状況を確認できます。ワンストップ特例申請書をダウンロードする際は下記を参照ください。
ワンストップ特例申請書をダウンロードというボタンをクリックすればOKです。
冬季ボーナスを含め、年収が確定する12月にふるさと納税を利用する方が多いです。
ワンストップ特例制度を申し込む場合、書類締切日が翌年1月10日です。なるべく早く手続きする必要がありますので注意してください。
12月にふるさと納税したら、早めに書類を送付しなくちゃだね
総評 ふるさと納税とは
翌年分の税金前払いをしながら自己負担2,000円で買い物ができる素晴らしい制度である。
納税しているのに2,000円の自己負担で返礼品がもらえ、さらにポイントまでゲットができます。
50,000円寄付の場合、2,000円を引いた48,000円が控除され、50,000円分購入時のポイントがゲットできる可能性があります。ヤフーショッピングで日曜日に購入すれば、少なくとも5%のポイントがゲットできます。
50,000円×5%=2,500円のポイントがゲットできる計算です。自己負担額の2,000円でさえ、ポイントでまかなえてしまえる計算です。
さらに返礼品が2,000円以上の価値があればなおさらですね。もう、利用しない理由が見つかりません。
納税額が控除されて、手数料分もポイント付与される…錬金術でしょうか?笑
私自身、ふるさと納税を始めたのは2年前からでした。
やらなかった理由は、「やってみたいけど書類手続きが面倒臭そう...」でした。
ただ、実際にやってみると、面倒な手続き以上にお得な制度であり、生活費の足しにもなることが実感できました。
ふるさと納税を始めてから約2年、スーパーやネットショッピングでお米を全く買わなくなりました。それだけ十分な量が返礼品として送られてきます。
この経験を両親にも伝え、最初の書類手続きは自分が補助することを条件に、去年から利用開始してくれました。
両親もお米を選んだようですが、重い食材を自宅まで運ぶ手間が省ける、生活費が抑えられる、住民税が控除されている、これらを実感できたようで満足していました。
ふるさと納税をしたことがない方は、この機会にぜひ、やってみてほしいです。
お得な制度を利用して、少しでも生活費を抑え、資産を増やすきっかけになれば幸いです。
Let’s try!!!(やってみよう!!)
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