最初に私が考える、家計簿をつける「意味」と「意義」を結論から伝えたいと思います。
え、いきなり!?
結論
家計簿をつける「意味」
- いくらお金を残せたか「数値」でわかるようになる→収入と支出が把握できる
- 項目、月ごとにおおよその使用金額の感覚がわかるようになる→商品に対する金銭感覚がつく
- 一定額を超えても、理由が明確にわかるようになる→対策ができるようになる
家計簿をつける「意義」
- 残金で次なにをしようか、考えるようになる→自己投資や時短家電の購入を検討する
- お金について考えるようになる→資産運用でお金を増やす、お金に関する勉強をする
- 自分が何に対してお金を優先的に使うべきか、わかるようになる→意味のある浪費になる
いきなりブログタイトルの結論を伝えさせていただきました。みなさんは家計簿、つけてますか?
収入と支出を数値でまとめることで、どの項目にどのくらい使用したのか、いくらでやりくりできたのか、貯金は毎月いくらできているのか、これらを把握することができます。
お金を貯めるなら「黒字家計」が必須です!
わかっていても細かい作業は苦手だったり、継続するのが面倒だったりと、やりたくない理由もあると思います。
まずは、簡単に続けるにはどうしたらよいかを考え、自分にあった家計簿を作ることをお勧めします。
特にお勧めしたい家計簿は、スマホアプリ。買い物に行く時やネットショッピングの際、必ずと言っていいほどスマホを持ち歩いてますよね?お金を使ったらその場で記録すればいいんです。
レシートを見ながら紙の家計簿をつけている方もいますが、手間がかかりすぎて私には合いませんでした…
家計簿をつけるうえで、私が実践していることは下記4点です。
①項目をなるべく少なくする
項目が多すぎると、振り分けが大変です。どの項目だったかと考える時間ももったいないので、なるべく少なくシンプルな項目にしましょう。続けやすくすることも重要です。
かなりシンプルにするのであれば、固定費、変動費、特別費の3項目が良いと思います。慣れてきたら項目を増やして、より正確な家計簿づくりに取り掛かる、段階を踏んでいきましょう。
固定費 | 家賃、水道光熱費、通信費、サブスクリプション、返済(奨学金など) |
変動費 | 食費、日用品費、交通費、服飾費、娯楽費 |
特別費 | 家具、家電、冠婚葬祭、医療費 |
これなら続けられるかも!
私の家計簿の支出項目は、食費、外食費、日用品費、交通費、服飾費、通信費、趣味、家賃、奨学金、ガス、電気、水道、家電となります。その中で変動費は、下記のように振り分けています。
食費 | 食料品全般。総菜や弁当など、持ち帰って食べるものも含む |
外食費 | 外出して飲み食いしたものすべて |
日用品費 | 歯ブラシ、シャンプー、食器用洗剤、洗濯用洗剤、医療費など |
趣味 | ゲームに関するもの、ふるさと納税、冠婚葬祭、サブスクなどを集計 |
家電 | 家電本体、家電に関する家具や道具も含む |
私の場合は支出項目が多いかもしれませんが、何にお金を使っているかわかりやすくて、これが一番しっくり来ていてとてもやりやすいです。
自分に合った家計簿をカスタマイズして作れると、満足感があり、継続できると思います。
慣れてきたら自分だけの「家計簿」を作ろう!
②買い物したら、即家計簿に反映する
スーパーでの買い物やネットショッピングで購入したら、すぐに家計簿をつけます。そうすることで記入漏れを防ぐことができます。
電子マネー支払いの際は、チャージしたときではなく、実際に商品を購入したときに家計簿をつけることをお勧めします。
たとえは1万円チャージして、3,000円使用したら、その3,000円を家計簿に反映させます。チャージしたときに記録すると、残金でほかの商品を買ったときにわからなくなってしまいます。
実際の買い物と同じタイミングってことだね!
スマホアプリのマネーフォワードでは、クレジットカードと連携させることで、自動で家計簿をつけることができますので、面倒な方にはお勧めです。※一部利用には課金が必要です
私はRAN CHEN(ランチェン)の[家計簿!簡単お小遣い帳 人気の家計簿]というアプリを利用しています。課金すれば、よい充実した機能が使えますが、私は無料版で使い続けています。
このアプリの良いところは、①収入、支出項目にメモ書きができる、②固定費が自動入力できる、③グラフやカレンダーでも収入と支出が見れる、④無料版でも十分な操作性がある、以上4点です。
特に支出項目にメモ書きできるのが、個人的に好きです。食費として記入する際も、「食料品」や「お惣菜」といったように区分けできます。家計簿見直しの際に、メモ書きがあると、食費の何にお金を使っていたのか振り返りやすいです。
③固定費は自動入力する
家賃や携帯料金、積立投資などの固定費は、自動入力できるアプリを活用すると良いです。
毎回入力する手間が省けて、とっても楽です!
また、価格は変動するけど、ほとんど支出が変わらないものについても、「固定費」として私は算出しています。
私の場合、電気代・ガス代・水道代は、増減はあるものの一定額を超えない金額がわかりましたので、平均額を固定費として自動入力しています。
平均額を下回る月の方が多いので、1年でみると平均額以内で収まっています。
④収入は10%少なく記入する
家計簿をつける際、実際の収入よりも少なく記入することをおすすめします。
え、なんで??
家計簿をつける以上、収入内で支出をやりくりして、お金を残したいですよね。これは気持ちの問題なのですが、収入を10%少なく記入することで、心にゆとりをもつことができるようになります。
例えば、手取り20万円であれば、収入18万円と記入します。そうすることで、支出が17万円とギリギリになったとしても、「低く記入しているから、実際は3万円残った」と気持ちに余裕が生まれます。
バビロン大富豪の知恵に、「収入の1/10を貯金せよ」とあります。
普段何気なく使っているお金に意味がないのであれば、それらを切り詰めて、何としてでも10%を貯金する。これが継続できれば、1年後には手取り年収の10%が貯金できます。
10%少なくするのが難しければ、自分で金額を設定しましょう
3か月継続できれば、ルーティーンのようになってきます。「継続は力なり」ですよ!!
最後に
お金とは、自由になるため、生活がよりよくなるためのツールです。ただ闇雲にお金を貯めるのではなく、目的を決めた方が良いです。
車が欲しい、時短家電が欲しい、旅行に行きたい、お金を貯める目的、使い道は人それぞれです。
家計簿をつけることで、自分が何に優先してお金を使っているのか、何にお金を使うことで幸せに感じるのか、見つめなおすきっかけにもなると思います。
なにか目的がないと続かないと思いますので、まずはお金を貯めて何をしたいのか決めて、家計簿をつけてみましょう!
no money no freedom!!!(お金なくして自由なし!!)
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