保有している米国株ETFの紹介!

資産運用

2021年1月から資産運用を開始し、現在、日本・米国・中国の3か国の個別株やETFを保有しています。

その中でも米国株ETFは、配当利回りが安定しており、株価も長期で見れば緩やかに上昇しているので、キャピタルゲイン(値上がり益)・インカムゲイン(継続収入)の両方が目指せます。

まずはETFにてついて説明した後に、私が保有している米国株ETFをざっくりと紹介したいと思います。

ETFとは

Exchange Traded Funds の略で、上場投資信託と呼ばれています。通常の投資信託(一般的にはインデックスファンドを指すことが多い)は、1日1回の取引しかできず、基準価額も1日1回のみ算出され、リアルタイムでの取引ができません。

ETFは、「上場投資信託」ですから、上場株式と同じようにリアルタイムで株価が変動・取引が可能です。

投資信託と同様に、少ない資金から始めることが可能で、運用をプロの投資家に任せることが可能です。どのような会社が運用するのか、どのような銘柄に分散投資しているのか、信託報酬(経費率)は安いのか、これらに注目して米国株ETFを選定しましょう。

culoくん
culoくん

私はVYM、HDV、SPYDの3つをメインで保有しています

①VYM

アメリカの資産運用会社であるバンガード社が運用する高配当ETFです。米国株の高配当利回り銘柄で構成されており、FTSEハイディビデント・イールド・インデックスに連動する投資成果を目指すETFです。

メリット

  • 構成銘柄が約400と多く、リスク低減に向いている
  • 他の高配当ETFと比較すると、利回りは低いものの、約2.8%と十分な利回りがある
  • 値上がり益が良く、長期保有に向いている
  • 信託報酬が0.06%と低い(運用コストが低い)

②HDV

アメリカの資産運用会社であるブラックロック社が運用する高配当ETFです。米国の財務優良企業のうち、配当利回りの高い75銘柄で構成されており、モーニングスター配当フォーカス指数に連動する投資成果を目指すETFです。構成銘柄は、生活必需品やエネルギー関連銘柄も多く締めています。

メリット

  • 財務健全性の高い企業で構成されており、債務不履行になる可能性が低い
  • 平均以上の高い利回り(約3.0%以上)を出している
  • 構成銘柄を入れ替える「リバランス」と呼ばれる作業を、年4回実施している
  • エネルギー銘柄が多く構成されているため、今後のエネルギー普及や発展によって、成長が期待できる
  • 信託報酬が0.08%と低い(運用コストが低い)

③SPYD

アメリカの資産運用会社であるステートストリート社が運用する高配当ETFです。S&P500高配当指数に連動する投資成果を目指すETFです。公共事業や金融、不動産銘柄を中心に構成されているため、景気の影響を受けやすく、価格変動しやすいETFです。

メリット

  • 他の高配当ETFと比較して、基準価額が低く、少額から始めやすい
  • 他の高配当ETFと比較して、高い利回り(3.5%以上)が期待できる
  • 約80銘柄で構成されており、いずれの銘柄もほぼ均等に組み込まれている
  • 信託報酬が0.07%と低い(運用コストが低い)

3つの米国株ETFの共通するデメリット

・ドルで購入する必要があるので、為替相場の影響を受ける

保有している米国株ETFの株価と配当利回りの推移

2018年~2022年までの各ETFの株価と配当金の推移を、表とグラフでまとめました。

  VYM HDV SPYD
  株価 配当金 利回り 株価 配当金 利回り 株価 配当金 利回り
2018 77.32 2.6492 3.43% 83.72 3.094937 3.70% 33.91 1.618932 4.77%
2019 93.87 2.8418 3.03% 98.23 3.208827 3.27% 39.38 1.746223 4.43%
2020 90.38 2.9061 3.22% 87.02 3.567859 4.10% 32.59 1.632091 5.01%
2021 112.11 3.0961 2.76% 100.99 3.508022 3.47% 42.05 1.54921 3.68%
2022 108.21 3.2518 3.01% 104.24 3.715618 3.56% 39.58 1.983341 5.01%
株価は縦グラフ、配当利回りは折れ線グラフです。株価は年度末時点のものです

2020年のコロナショックにより、いずれのETFも株価が下落しています。その影響で2021年度の配当利回りも減配しています。2022年度は株価・配当利回りともに回復しています。

配当利回りについては、いずれも3%程度を維持しており、配当金も増減があるものの、増配傾向です。長期保有していれば、キャピタル・インカムともに収益が狙えそうです。

私は、2021年1月上旬から少しずつVYM、HDV、SPYDのETFを買い始めました。現在は、VYMが40株、HDVが55株、SPYDは30株保有しています。

culoくん
culoくん

もう少しドル安円高になったら、買い増ししたいですね

2023年もインフレが収まるまでは不景気が続きそうです。

引き続き、世界経済に目を傾けて、今後の動向についてチェックしていきたいと思います!

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